現在の量子コンピュータは、演算中の誤り訂正が不十分のため本格的な実用化は将来のことだと考えられていますが、 その高い演算能力の可能性から、アルゴリズムの研究が盛んに行われています。すでにIBMは極めて小規模なシステムですが、 量子コンピュータを一般に開放しています(使い方は、例えばInterface
2022年7月号を参照)。また、量子コンピュータを通常の 計算機でシミュレーションするフレームワークも公開されています。ここでは、その一つ、qulacs(その他にIBMのQiskitなどがあります)を使って0と1の間の乱数を発生するプログラムを公開します(入手希望者は下線部分をクリック)。 google colab上で動きます。このプログラムは、Interface 2022年6月号(2部第3章 量子機械学習 藤井啓祐著)に掲載されていたプログラムを一部手直ししたものです。
量子コンピュータは高速で(一部の)行列計算を行えるため、深層学習に向いていると考えられます。 現在までに提案されている深層学習の量子コンピュータ用プログラムも今後紹介する予定です。
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